こんにちは、臨床心理士・公認心理師のあかりです。カウンセリングの現場に立って8年になります。
「カウンセリングを受けてみたいけど、どこに相談すればいいかわからない」「対面は緊張するから、オンラインで受けたい」——そんなお声を、近ごろとても多くいただくようになりました。
実際、コロナ禍をきっかけにオンラインカウンセリングの利用者は約3倍に増えたと言われています。2026年現在では、スマホひとつで気軽に専門家へ相談できるサービスが数多く登場しています。
ただ、選択肢が増えたぶん「どのサービスを選べばいいの?」と迷ってしまう方も少なくありません。
この記事では、私あかりが実際にリサーチし、おすすめのオンラインカウンセリングサービス5社を料金・特徴・カウンセラーの質などの観点から徹底比較しました。初めてカウンセリングを受ける方にもわかりやすくお伝えしますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

「自分に合ったサービスを見つける」ことが、カウンセリングで成果を出す第一歩ですよ。
オンラインカウンセリングの選び方3つのポイント
サービスを比較する前に、まずは「何を基準に選べばいいか」を整理しておきましょう。私がカウンセラーとしておすすめする選び方のポイントは、次の3つです。
ポイント①:カウンセラーの資格・質を確認する
オンラインカウンセリングでもっとも大切なのは、カウンセラーの専門性です。
「臨床心理士」「公認心理師」といった国家資格・認定資格を持つカウンセラーが在籍しているかどうかは、必ず確認しましょう。資格を持つカウンセラーは、大学院で専門的な訓練を受け、倫理規定に基づいて対応してくれます。
なかには「心理カウンセラー」「メンタルコーチ」といった民間資格のみの方もいらっしゃいます。それが悪いわけではありませんが、深い悩みや精神的な症状がある方は、有資格者を選ぶほうが安心です。
プロフィールに「臨床心理士」「公認心理師」の記載があるか確認しましょう。両方を持っている方は、より信頼度が高いです。
ポイント②:相談形式(ビデオ・チャット・メール)を選ぶ
オンラインカウンセリングには、主に3つの相談形式があります。
- ビデオ(映像通話):対面に近い形式。表情や声のトーンが伝わりやすく、深い相談に向いています。
- チャット(テキスト):文字でやりとりする形式。「話すのが苦手」「通話できる環境がない」方におすすめです。
- メール:非同期でやりとりする形式。自分のペースでじっくり考えながら相談できます。
どの形式が合うかは人それぞれ。初めての方は、まずチャットやメールで気軽に始めて、慣れてきたらビデオに移行するのもひとつの方法ですよ。
ポイント③:料金体系と初回特典をチェック
オンラインカウンセリングの料金は、1回あたり3,000円〜10,000円程度が相場です。サービスによっては月額制(サブスクリプション)のところもあります。
継続して利用することを考えると、料金は重要な判断材料になります。また、初回無料や初回割引のあるサービスを選べば、お試し感覚で始められるのでおすすめです。

カウンセリングは「続けること」が大切。無理のない料金のサービスを選びましょうね。
おすすめオンラインカウンセリング5社 比較表【2026年版】
ここからは、私が厳選したオンラインカウンセリングサービス5社を一覧で比較します。
| サービス名 | 料金目安(1回) | 相談形式 | カウンセラー数 | 初回特典 |
|---|---|---|---|---|
| cotree(コトリー) | ビデオ:5,500円〜 テキスト:月額8,800円〜 |
ビデオ/テキスト | 約200名 | マッチング診断無料 |
| うららか相談室 | ビデオ:5,280円〜 メッセージ:3,960円〜 |
ビデオ/電話/メッセージ | 約600名 | 初回カウンセリング満足保証 |
| Unlace(アンレース) | チャット:月額8,800円〜 ビデオ:別途チケット |
チャット/ビデオ | 約150名 | 初回プラン割引あり |
| mezzanine(メザニン) | ビデオ:5,500円〜 メール:3,300円〜 |
ビデオ/メール | 約100名 | 初回相談30分無料 |
| ココナラ | 1,000円〜(出品者による) | 電話/チャット/ビデオ | 数千名(心理カテゴリ) | 新規登録クーポンあり |
※料金は2026年4月時点の情報です。最新の料金は各公式サイトでご確認ください。
ココナラは「スキルマーケット」のため、出品者の資格・経験にばらつきがあります。プロフィールをしっかり確認してから依頼しましょう。
各サービス詳細レビュー
それでは、5社それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。
① cotree(コトリー)|マッチング精度が高い王道サービス
cotreeは、日本のオンラインカウンセリングの草分け的存在です。2014年にサービスを開始し、これまでに数万件以上の相談実績があります。
最大の特徴は「マッチング診断」。事前にいくつかの質問に答えると、AIと専門スタッフがあなたに合ったカウンセラーを提案してくれます。「どのカウンセラーを選べばいいかわからない」という初心者の方にぴったりです。
- マッチング診断で自分に合うカウンセラーが見つかりやすい
- 臨床心理士・公認心理師の在籍率が高い
- テキストカウンセリング(書くカウンセリング)が人気
- 法人プランもあり、福利厚生として利用する企業も多い
こんな方におすすめ:初めてのオンラインカウンセリングで、自分に合うカウンセラーをプロに選んでもらいたい方。テキストでじっくり自分を振り返りたい方。
② うららか相談室|カウンセラー数No.1の豊富な選択肢
うららか相談室の最大の強みは、約600名という圧倒的なカウンセラー数です。臨床心理士、公認心理師、社会福祉士、精神保健福祉士など、多様な専門家が在籍しています。
相談形式もビデオ・電話・メッセージと幅広く対応しており、悩みの種類や好みに合わせて柔軟に選べるのが魅力です。
また、「満足保証」制度があり、初回のカウンセリングに満足できなかった場合はポイントが返還されます。初めてでも安心して利用できますね。
こんな方におすすめ:豊富な選択肢の中から自分で選びたい方。特定の専門領域(トラウマ、発達障害、夫婦関係など)に強いカウンセラーを探している方。
③ Unlace(アンレース)|チャット特化で24時間いつでも相談
Unlaceは、チャット形式に特化したオンラインカウンセリングサービスです。月額制で、期間中は何度でもメッセージを送ることができます。
「夜中にふと不安になった」「急に気持ちが落ち込んだ」——そんなとき、予約なしでいつでもメッセージを書けるのは大きな安心感です。カウンセラーからの返信は原則12時間以内に届きます。
追加料金でビデオカウンセリングも利用可能なので、テキストだけでは物足りなくなったら切り替えることもできます。
こんな方におすすめ:話すよりも書くほうが気持ちを伝えやすい方。不定期に相談したい方。深夜に不安を感じやすい方。
④ mezzanine(メザニン)|初回30分無料で試せる
mezzanineは、初回30分のビデオカウンセリングが無料という太っ腹なサービスです。「カウンセリングってどんな感じ?」と気になっている方が、ノーリスクで体験できます。
カウンセラーは全員が臨床心理士または公認心理師の有資格者。少数精鋭でサービスの質を重視している印象です。
ただし、カウンセラー数は約100名とやや少なめなので、人気のカウンセラーは予約が取りにくい場合もあります。早めの予約をおすすめします。
こんな方におすすめ:まずは無料で試してみたい方。有資格者に安心して相談したい方。
⑤ ココナラ|低価格で気軽に始められる
ココナラは、スキルマーケットのプラットフォームで、心理カウンセリングのカテゴリも充実しています。最大の魅力は価格の安さ。1回1,000円〜と、他のサービスと比べてかなりリーズナブルです。
ただし、出品者の資格や経験はさまざまです。臨床心理士や公認心理師の有資格者もいれば、民間資格のみの方もいます。プロフィールや口コミをしっかり確認してから依頼するのがポイントです。

ココナラは「ちょっと話を聞いてほしい」くらいの気軽な相談に向いています。深刻な悩みの場合は、専門サービスを選びましょう。
こんな方におすすめ:まずは低価格で試してみたい方。愚痴を聞いてもらいたい、ちょっとした相談をしたい方。
オンラインvs対面カウンセリングの違い
「オンラインと対面、どっちがいいの?」——これもよくいただく質問です。結論からお伝えすると、どちらにもメリット・デメリットがあるので、ご自身の状況に合わせて選ぶのがベストです。
| オンラインカウンセリング | 対面カウンセリング | |
|---|---|---|
| 場所 | 自宅など好きな場所 | カウンセリングルームへ通う |
| 時間の融通 | 早朝・夜間・土日も対応しやすい | 営業時間に限られることが多い |
| 料金 | やや安い傾向 | やや高い傾向(施設費含む) |
| 匿名性 | 高い(顔を出さない選択も可) | 低い(通院が周囲にわかる可能性) |
| 非言語コミュニケーション | やや限定的 | 豊か(表情・姿勢・空間) |
| 通信環境の影響 | あり(回線トラブルの可能性) | なし |
| 向いている方 | 忙しい方、外出が難しい方、地方在住の方 | 重い症状の方、直接会って話したい方 |
研究によると、軽度〜中程度のうつや不安に対しては、オンラインカウンセリングでも対面と同等の効果があることが示されています。ですので、「オンラインだから効果が薄い」ということはありません。
ただし、以下のような場合は対面のカウンセリングや精神科の受診をおすすめします。
- 自分を傷つけたい気持ちがある場合
- 日常生活に大きな支障が出ている場合
- 医師の診察や投薬が必要と感じる場合
オンラインカウンセリングは医療行為ではありません。つらい症状が続く場合は、精神科・心療内科の受診も検討してくださいね。
また、認知行動療法(CBT)をセルフケアに取り入れることで、カウンセリングの効果をより高めることができます。詳しくは認知行動療法セルフケアの記事をご覧ください。
オンラインカウンセリングに関するよくある質問
オンラインカウンセリングは本当に効果がありますか?
はい、多くの研究でオンラインカウンセリングが対面カウンセリングと同等の効果を持つことが確認されています。特に、軽度〜中程度のうつ症状や不安症状に対しては高い効果が期待できます。ただし、重度の精神疾患や緊急性の高い状態では、対面の精神科受診をおすすめします。
カウンセラーとの相性が合わなかった場合はどうすればいいですか?
ほとんどのサービスでカウンセラーの変更が可能です。相性はとても大切なので、「合わないかも」と感じたら遠慮なく変更を申し出てください。cotreeやうららか相談室では、事務局に連絡すればスムーズに別のカウンセラーを紹介してもらえます。
1回のカウンセリング時間はどのくらいですか?
ビデオ・電話カウンセリングの場合、1回あたり45〜60分が一般的です。チャットやメール形式の場合は、期間中に何度でもやりとりできるサブスクリプション型が多くなっています。
保険は適用されますか?
現時点では、オンラインカウンセリングサービスに健康保険は適用されません。すべて自費(自由診療)となります。ただし、会社の福利厚生やEAP(従業員支援プログラム)を通じて無料・割引で利用できる場合もありますので、勤務先に確認してみてください。
家族や友人に知られずに利用できますか?
はい、オンラインカウンセリングは匿名性が高いのがメリットです。ニックネームでの登録が可能なサービスも多く、自宅の個室やイヤホンを使えば周囲に気づかれにくいです。チャット・メール形式なら声を出す必要もないので、より安心して利用できます。
まとめ|あなたに合ったオンラインカウンセリングを見つけよう
ここまで、おすすめのオンラインカウンセリング5社を比較してきました。最後に、タイプ別のおすすめをまとめますね。
- 初めてで不安な方 → cotree(マッチング診断で安心)
- 専門分野で選びたい方 → うららか相談室(カウンセラー数No.1)
- いつでも気軽に相談したい方 → Unlace(チャット特化・月額制)
- まず無料で試したい方 → mezzanine(初回30分無料)
- 低コストで始めたい方 → ココナラ(1,000円〜)
カウンセリングは、心のメンテナンスです。歯医者に行くように、美容院に行くように、心のケアも「当たり前」の時代になってきました。
「ちょっとしんどいな」と感じたとき、ひとりで抱え込まずに専門家に相談してみてください。オンラインなら、今日からでも始められます。

あなたが一歩を踏み出そうとしていること、それだけでもう十分すごいことです。応援していますよ。
HSP気質で生きづらさを感じている方は「HSPとの向き合い方」の記事も参考にしてみてください。また、アダルトチルドレンの傾向がある方には「アダルトチルドレンとの向き合い方」もおすすめです。
